
微酸性電解水と言う名のとおり、この液体のpHはやや酸性よりの微酸性でヒトの肌のpHと同じ範囲です。微酸性電解水というのは、食品添加物用の希塩酸を電気分解して生成したもので、殺菌・消臭などの効果が期待されます。一言でまとめると"環境にやさしい殺菌剤"です。

| pH:5~6.5 有効塩素濃度:10~30ppm 原料:食品添加物製剤である希釈塩酸 |
食品添加物対応( '02.6.10 官報 第3378号) |



そんな作用があるならヒトにも危険そうに思いますが、この次亜塩素酸は殺菌すると自分はすぐに分解されてしまいます。
次亜塩素酸が菌に触れるとすぐに殺菌反応を起こすことが原因です。このことは残留しにくいこと、殺菌効果がすぐに現れることにつながりますが、それと同時に殺菌したい場所がとても汚れていたり、汚れが集中していたりすると殺菌が十分にできません。
汚れや菌の成分との反応に次亜塩素酸が使われてしまうからです。 このメリット・デメリットは微酸性電解水を使うときには、かなり重要な注意点になります。

なお、微酸性電解水は、正式名称-微酸性次亜塩素酸水として2002年6月に※1)食品添加物としての指定を受けており、一般的な安全性についてその際に確認済みです。
※1)原料:食品添加物製剤である希釈塩酸、pH5~6.5、有効塩素濃度10~30ppm

| (1)即効性のある殺菌力 (2)分解されやすいため残留性が少ない |
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| (3)汚れなどに触れると効果がなくなる (4)pHによっては殺菌効果が薄れる |
という特性があります。このメリットをどう活かし、デメリットをいかに避けるか、が重要です。
答えは微酸性電解水の“流水”での使用。水道のように流しながら微酸性電解水を使うと常に新しい微酸性電解水が殺菌したいところに流れ込むので、(3)の問題は解消され、いつでも(1)の効果が得られます。
たとえ強い酸性のものを殺菌するときでも、流しながら使っているのでpHは量で勝る微酸性電解水側に偏るため、(4)についても対処できます。 殺菌剤をそのような水のように大量に使っても(2)の性質があるので心配ありません。
下のイラストのように使っていただくのが、微酸性電解水にとって最も良い方法です。容器にとってオーバーフローさせるのも有効です。ただ、汲み置き、繰り返しの使用だけはデメリットを強調させることになりますので、絶対にしないでください。

これらの使用方法は、用途を問わず使用する際の原則となります。食品だけでなく使用したいところには正しい利用法で使用してください。 微酸性電解水は(2)の効果によって、広い範囲の殺菌ができます。生野菜、果物、肉に魚、もちろんまな板などの調理器具も。特徴を理解された上で、いろいろな場所でご活用ください。

